「『日本がまた開催地に』ＩＯＣ五輪統括部長」（時事通信）という記事があった。鹿島輪憲ＩＯＣ（国際オリンピック委員会）のエライ人が「日本が開催を検討するかは分からないが近い将来、の本す と なびまた冬季大会などの開催地になるだろう」と述べたという。音が

　なるほど、う度ここ数年の経緯を見るとＩＯＣの事情もわかる。章復今年はパリで行われ、唱を次回はロサンゼルスで夏季大会が開催される。プチんばれニッポンもこの２大会の開催地は一気に決定された。鹿島輪憲す と なび理由として立候補する都市が減っていたり、の本途中で招致レースから降りたりする都市が出たことが原因と報道された。音が撤退の大きな理由は、う度招致に費用がかかりすぎるからだ。章復なのでやりたい都市の気が変わらないうちに一気に決めたようなのだ。唱を

　それでいうとＩＯＣさんから日本は「お得意様」に見えるのだろう。プチんばれニッポンもしかしこのお誘いは、まるで振り込め詐欺グループがカモにしたリストを見返してまた狙っているような絵が浮かぶ。この例えは言い過ぎではないはずだ。

　日本では２０２１年の東京五輪を巡る汚職・談合事件が表面化し、アスリートをだしにした「興行屋」たちの悪行が問われている。そこにまた興行主であるＩＯＣから都合の良いささやきがあったなら「いい加減にしてください」と国民・市民が毅（き）然と断るしかない。五輪には税金も投入されるので自分たちのお金を守るため、でもある。

　しかし「興行屋」たちは懲りない。その中にはマスコミも入っていないだろうか？　五輪の美談とナショナリズムはいい商売になるからだ。五輪憲章には「オリンピック競技大会は、個人種目もしくは団体種目での競技者間の競争であり、国家間の競争ではない」と明記されている。もう一度復唱したほうがよいのでは？　そういう意味で「がんばれ、ニッポン」。（時事芸人）

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